木村総合保険事務所 Q and A


(注)個人賠償責任特約の補償は全てケースバイケースです。参考事例としてお読み下さい。また、個人賠償責任特約は日常生活に起因する偶然な事故で、法律上の損害賠償責任を負われた場合に損害賠償金等を支払います。ガイド行為、登山学校、登山講習会等の職務遂行に関わる引率事故は補償対象外となります。

Q クライミングの確保ミスでパートナーがケガをしました。
  ケガの治療費等を賠償する必要はありますか?
  個人賠償責任特約で支払うことは可能でしょうか。
 
A 法的賠償責任は生じないと考えられます。
溝手康史弁護士著・登山の法律学につぎのよう記載があります。「岩登りをする者は、自ら危険なことをするわけですから、人のミスによる危険が存在することを承認し、互いにパートナーを信頼してロープを組んでいるのであって、そこではパートナーの注意力も含めた能力や技術を承認しています。これは互いに相手の行為によって生じる可能性のある危険性を引き受け、承認した関係といえます。法律的には、岩登りのパーティーを組んだときに、予想される危険は自己責任とする内容の委任契約(またはそれに類似した契約)を締結したものとして、当事者の意志を合理的に解釈できます。」
 
よって、確保ミスで法律上の損害賠償責任を負わない場合には、個人賠償責任特約でケガの治療費等の損害賠償金をお支払いできないと考えられます。
 
しかしながら、本人やそのご家族から訴訟を受ける可能性も考えられますので、個人賠償責任特約を契約しておいた方が安心と考えます。法律上の損害賠償責任の過失の有無責に関わらず、弁護士費用や訴訟費用等は補償の対象になると考えられます。
 
クライミングジムで、確保ミスによりパートナーが重いケガをした場合は、クライミングジム事業者に相談されることをお勧めします。場合によっては、クライミングジム事業者が加入している施設賠償責任保険が適用出来る可能性も考えられます。



ご注意点
このページの内容は当事務所でご契約された場合の一般的な汎用事例に基づいた参考資料であり、個別の保険金支払いを確証したものではありません。実際の保険金のお支払いに関しては、事故やおケガの状況に合わせ保険会社の決定が優先されます。

 


引受保険会社:富士火災海上保険株式会社
関東上信越本部埼玉エリア統括部
埼玉営業一課 Tel : 048-641-4050 Fax : 048-648-1129

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